資産2,000万円を超えると人生が変わるかもしれない。
もちろん、資産2,000万円でも資産3,000万円でも、預金額の数字が変わるだけで、基本的な生活は変化ない。
資産2,000万円では、セミFIRE(経済的自立)もむずかしい。
しかし、投資運用することで「人生が変化する」起点になる可能性がある。
資産2,000万円を持っている人の割合
- 単身世帯の14%は資産2,000万円以上を保有
- 2人以上世帯の21%は資産2,000万円以上を保有
ざっくり言って、5世帯に1世帯は資産2,000万円以上を保有している。
もちろん、60歳以上の世帯は退職金(大手企業で2,000万円)をもらっているので、資産2,000万円以上の割合は32%と多く、全体の数字を押し上げている。
とはいっても、50歳代で資産2,000万円以上を保有する2人以上世帯の割合は約20%になっているので、やはり5世帯に1世帯が資産2,000万円を保有していると言える。
なぜ、資産2,000万円から資産が加速度的に増加するのか?
一流の資金運用者の運用利回りは年率20%~30%なので、一般人なら年率10%が上限だと思う。
もし、100万円で運用を開始した場合、年率10%で年間10万円しか資産が増加しない。
年間10万円では人生を変えることはできない。
したがって、投資資金100万円の人は、年率200%~300%を目指して無理な投資をして、投資資金の100万円を失う。
そして、また100万円が溜まれば、同じように無理な投資をしてしまう。
しかし、資産2,000万円なら預金1,000万円、投資資金1,000万円で運用できる。
年率10%の利回りでも年間100万円万円の利益が出るので無理な投資をする必要もなく、着実に資産を増やせる。
節約で年間100万円を預金し、投資で100万円を稼ぐと、トータルで年間200万円の資産が増加する。
5年で1,000万円増加して、資産3,000万円となる。
10年で2,000万円増加して、資産4,000万円となる。
まとめ
資産100万円では運用益が少なすぎて、人生を変えることはできない。
また、資産1,000万円を達成しても100%投資すると生活に余裕がなく、失敗しやすい。
もっとも、資産を増やしやすい金額は資産2,000万円で貯金1,000万円をして、残りの1,000万円で投資を開始することだ。
資産2,000万円を達成しても、投資をしないと預金金利が約0%なので、資産はほとんど増加しない。