ジンベエザメがいる日本の4水族館(2023年1月現在)ホエールシャーク(whale shark)

美ら海水族館(沖縄県 筆者撮影)

ジンベエザメは成魚になると体長10m~12mに達する世界最大の「魚類」で、熱帯地方から亜熱帯に生息し寿命は100年とも言われる。

英語名はホエールシャーク(whale shark)で、文字通り「クジラみたいな魚」という意味。

 

「ジンベエザメ」を見れる日本の4水族館(2023年1月現在)

施設名所在地営業等
美ら海水族館沖縄県営業中
海遊館大阪府営業中
いおワールドかごしま水族館鹿児島県営業中
のとじま水族館石川県営業中

 

1 [美ら海水族館](沖縄県)

 

美ら海水族館の所在地と入館料

名称美ら海水族館
所在地沖縄県国頭郡本部町石川424
アクセス那覇空港から、

  • 車で約2時間(高速道路利用)
  • バス(高速バス使用)で約3時間
駐車場無料(最寄りの駐車場は北ゲート駐車場・P7立体駐車場)
入場料通常料金(8:30~16:00)4時からチケット(16:00~)
大人(2,180円)大人(1,510円)
高校生(1,440円)高校生(1,000円)
小中学生(710円)小中学生(490円)

水槽「黒潮の海

  • 水量7,500トン
  • 長さ35m×幅27m×深さ10m
  • 日本最大級
  • ジンベエザメ1匹(2022年7月現在)
名前(オス・メス)体長体重飼育年数
ジンタ(オス)8.8m6.0トン飼育27年(2022年7月現在)
メス(2021年6月17日永眠)8m飼育13年(2008年~2021年)

2016年11月まで、美ら海水族館には3匹(オス1匹、メス2匹)のジンベエザメがいたが成長したため、ゆとりある水槽スペースを確保するため一番小さいジンベエザメ(メス)を海の生簀(いけす)に移動させた。

その後、水槽内のメスのジンベエサメ(体長8m)が2021年6月17日に永眠した。

2008年、沖縄県の漁網に迷い込んで以来13年間飼育されていた。13年2か月の飼育期間はメスとしては国内で最も長かった。

美ら海水族館では世界初のジンベエザメの繁殖を目指しており、2018年度の入場者数は372万人で日本1位。

 

(筆者撮影)

ジンベエザメは海中では垂直になって捕食するが、それを水族館で見れるように水槽の深さは10mになっている。

ジンベイザメの給餌時間

  • 15:00~
  • 17:00~

ジンベエザメの体調により、変更中止する場合がある。

2019年4月(筆者撮影)

2019年3月、「美ら海水族館」から約1.5kmの場所に「スターバックスコーヒー 沖縄本部町店」が開業した。

  • 所在地 沖縄県 国頭郡 本部町山川1421-4
  • 営業時間 7:00~22:00

 

2 [海遊館](大阪府)

海遊館の入場料と所在地

名称海遊館
所在地大阪市港区海岸通1-1-10
入館料大人(高校生・16歳以上)2,700円
子ども(小・中学生)1,400円
幼児(3歳以上)700円
  • 水槽「太平洋の海
  • 水量5,400トン
  • 長さ34m×深さ9m
  • ジンベエザメ2匹
名前(オス・メス)体長推定体重推定年齢
遊(ユウ・メス)5.85m(前年5.70m)1,500kg(前年1,400kg)14歳~15歳
海(カイ・オス)4.80m(前年4.50m)800kg(前年750kg)6歳~7歳

(2021年11月3日現在)

  • 1990年、本州でジンベエザメを見れる唯一の水族館として開館した。
  • 年間水族館入館者数は約240万人で「美ら海水族館」に次いで国内2位。
  • 見学所要時間 2時間~2時間半。
  • 大阪メトロ中央線「大阪港駅」下車徒歩5分。

 

3 [いおワールドかごしま水族館](鹿児島県)

 

名称いおワールドかごしま水族館
所在地鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
入場料大人高校生以上1,500円
小・中学生750円

 

名前(オス・メス)搬入日体長推定年齢
10代目ユウユウ(オス)2019年9月6日3.6m若い

水槽の深さは5mなので、ジンベエザメの体長が5.5mに達すると海に帰す。

10代目ユウユウ(オス)は搬入時の体長が3.6mなので、2021年頃まで水槽で飼育されると見られる。

1997年開館で「いお」とは鹿児島弁で「魚」を意味する。

アクセス

  • JR鹿児島駅から徒歩15分
  • JR鹿児島中央駅から市電10分「水族館口電停」下車徒歩8分
  • JR鹿児島中央駅から市バス10分「かごしま水族館前」下車徒歩3分
  • 駐車場 1時間まで無料(1時間を超えると1時間毎に200円)

 

4 [のとじま水族館](石川県七尾市)

「©のとじま水族館」

 

名称のとじま水族館
所在地石川県七尾市能登島曲町15部40
入場料一般・高校生以上1,890円
中学生以下510円
  • 水槽「パノラマ大水槽」(ジンベイ館「青の世界」)
  • 水量1,600トン
  • 対角距離20m×深さ6m
  • ジンベエザメ2頭(2019年10月23日現在)

 

名前(オス・メス)体長体重推定年齢
(オス)4.3m
(オス)

水槽の深さが6.5mなので体長5.8mまで成長すると、海に放流する。

2019年10月21日、23日

イオリ(メス)トトベエ(オス)の2頭のジンベエザメを海に放流し、新にジンベエザメ(オス2頭)を搬入し展示を開始した。

2017年10月

オスのジンベエザメ1頭(体長4.6m)が搬入された。

2016年10月

オスの「モモベエ」が体長6mになったため海に放流された。

アクセス

  • 金沢駅から車で1時間、和倉温泉駅からバス30分

 

2022年度末展示予定)[アクアワールド茨城県大洗水族館](茨城県)

  • 茨城県「アクアワールド茨城県大洗水族館」は「ジンベエザメ」の飼育展示(水量8,000トン)を検討しており、2020年度中に事業費130億円で着手し、2022年度末(2023年3月)の展示を目指していた。
  • しかし、2020年3月12日に茨城県の委員会で否決され、先行きは不透明。
名称アクアワールド茨城県大洗水族館
所在地茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
入館料大人2,000円
小・中学生900円
幼児(3歳以上)300円
3歳未満無料

 

[横浜・八景島シーパラダイス](神奈川県)

千葉県の定置網に迷い込んだ体長4.5mの2代目ジンベエザメ(オス)が展示されていたが、2019年2月18日に永眠した。

名称横浜・八景島シーパラダイス
所在地横浜市金沢区八景島
入場料(4つの水族館を観覧できるアクアリゾーツパス)大人・高校生以上3,000円
小・中学生1,800円
幼児(4才以上)900円
シニア(65才以上)2,500円
  • 大水槽「大海原に生きる群れと輝きの魚たち」
  • アクアミュージアム1階
  • 水量1,500トン
  • 高さ8m × 幅15m

初代ジンベエザメ「七海」は千葉の定置網で捕獲され、八景島シーパラダイスで2010年11月~2016年10月の6年間飼育されていた。

アクセス

最寄駅 金沢シーサイドライン八景島駅徒歩10分(京急金沢八景駅から乗り換え)

 

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