多摩動物公園のチーター(筆者撮影)
チーターは、日本国内では13動物園に94頭(オス49頭、メス45頭)が飼育されている。
2020年春 千葉市動物公園に「アフリカ平原ゾーン」が開業し「チーター」も展示される予定。
テレビではよく見るチーターだが、実際に飼育している動物園は意外と少ない。
繁殖のため動物園間で移動することが多く、また毎年冬に3~5頭出産するので飼育頭数は変動する。
チーター
分類 | ネコ科 |
英文 | cheetah |
学名 | Acinonyx jubatus |
生息地 | アフリカ・中東 |
体長 | 110cm~145cm |
体重 | 20kg~70kg |
寿命 | 12年~20年 |
時速 | 110km/h |
野生頭数 | 7,100頭 |
1,000年前までは、中東やインドにも生息していたが、現在では中東の一部とアフリカに生息する。
野生での個体数は全世界で1万2000~1万5000頭と言わていたが、2016年12月の報道では、野生のチーターは全世界で7,100頭まで減少したとされる。
多摩動物公園(東京都)
![]() |
名称 | 多摩動物公園 |
所在地 | 東京都日野市程久保7-1-1 | |
入園料 | 600円(一般) | |
チーター飼育数 | 15頭(オス8頭、メス7頭) |
多摩動物公園では15頭(オス8頭、メス7頭)のチーターが飼育されており(2017年8月現在)世界的に珍しい「キングチーター」も飼育されている。
多摩動物公園のチーター舎には3つの放飼場(運動場)があるが、そのうちのガラス放飼場、大放飼場の2か所でチーターを見ることができる。
キングチーターの大きさは普通のチーターと同じだが、縞模様があるのが特徴。
「キングチーター」を飼育しているのは、多摩動物公園、秋吉台自然動物公園サファリランド、アドベンチャーワールド、姫路セントラルパークなど。
よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)
![]() |
名称 | よこはま動物園ズーラシア |
所在地 | 横浜市旭区上白根町1175 | |
入園料 | 800円(大人) | |
チーター飼育数 | 4頭 |
2015年4月から「アフリカのサバンナ」でシマウマ、キリンなどの草食動物と肉食動物のチーター4頭を混合飼育している。
チーターは体重70kg程度で、シマウマやキリンを襲うことはない。
ちなみにライオンは体重200~300kgとチーターの3倍から4倍重い。
東武動物公園(埼玉県)
![]() |
名称 | 東武動物公園 |
所在地 | 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 | |
入園料 | 1,700円(おとな) | |
チーター飼育数 | 1頭(オス) |
東武動物公園駅から徒歩10分600m。2014年に群馬サファリパークからオスのチーター「カンパ」(2012年生まれ)がやってきた。
岩手サファリパーク(岩手県一関市)
岩手県一関市藤沢町黄海字山谷121-2
岩手県 東北道一関ICから車40分
入園料 2,700円(HPで10%割引クーポン配布中)
群馬サファリパーク(群馬)
ワイルドキャッツワールド(Wild CATS World)でチーターをガラス越しに見ることができる。
入園受付時間 3月1日~10月31日 9:30 ~ 16:00(17:00 閉園)
11月1日~2月末日 9:30 ~ 15:30(16:30 閉園)
休園日 水曜日
飼育数 10頭(2015年)
入園料金 2,700円
伊豆アニマルキングダム(静岡県東伊豆町)
2017/3/18チーターの赤ちゃん5頭が誕生
展示時間は12時30分~16時ごろ(天候体調により変更の場合あり)
飼育数11頭
入場料 大人 2,200円
富士サファリパーク(静岡県裾野市)
富士自然動物公園、全力疾走するチーターを見る「チーターラン・プラス」というイベントを不定期で開催している。
飼育数14頭(2008年)
入園料 2,700円(昼のサファリ)、1,700円(ナイトサファリ)
アドベンチャーワールド(和歌山県)
アドベンチャーワールドは、和歌山県白浜町にあり国内最多8頭のパンダが飼育されている。(2016年現在)
チーターの繁殖も多く、飼育数は13頭(2017年)で「チーター食事タイム」(約15分)が開催され、チーターの食事風景を間近に見ることが出来る。
多摩動物園から「スミレ(メス)」「アネモネ(キングチーター・メス)」が来園した。
入園料 4,100円(入園+マリンライブ観覧+ケニア号でのサファリ見学)
姫路セントラルパーク(兵庫県)
「ドライブスルーサファリ」と「ウォーキングサファリ」でチーターを見ることができる。
飼育数7頭(2017年)
2018年に「キングチーター」の赤ちゃんが生まれた。
入園料 3,100円
広島市安佐動物公園(広島県)
ゾーン2「サバンナアフリカ」でチーターを見ることができる。
2013年からチーター4頭を飼育していたが、2018年12月現在「チーコ(メス)」1頭のみとなった。
入園料 510円
秋吉台自然動物公園サファリランド(山口県)
飼育数6頭(2015年)東京の多摩動物園からキングチーター1頭を含む3頭(サツキ、フェイ、ファング)が来園し、合計6頭となった。
入園料 2,400円
九州自然動物公園アフリカンサファリ(大分県)
チーターセクションで「チーター」と「グランドシマウマ」が生活している。
「グランドシマウマ」は体重260kgとチーターの70kgよりも大きく、チーターは襲わない。
九州でチーターを見れるのは、ここと「九十九島動植物園(森きらら)」だけ。
飼育数16頭(2006年)
入園料 2,500円
九十九島動植物園「森きらら」(長崎県)
2016年12月にチーターのオス1匹(キリ)が来園した。
ライオンとの展示入れ替えのため12:30~16:30のみの展示。
入園料 大人820円 小人210円
関連リンク