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老後生活費300万円、年金100万円(年間)で30年間毎年の赤字補填をしながら、資金を年利5%で運用する場合に必要な資金

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老後生活費300万円、年金100万円(年間)で30年間毎年の赤字補填をしながら、資金を年利5%で運用する場合に必要な資金を試算してみました。

  • 初年度の生活費300万円(毎年3%増)
  • 年金年間100万円(毎年2%増)
  • 運用資金を年利5%で運用し、赤字補填
  • 初年度赤字200万円補填(30年間毎年の赤字補填)
項目 初年度の数値 増加率 備考
支出 3,000,000円 毎年3%増 生活費(30年間)
収入 1,000,000円 毎年2%増 年金(30年間)
赤字額 2,000,000円 年々拡大傾向 支出 − 収入
運用利率 年利5% 資産運用により補填
補填期間 30年間 毎年赤字を補填

 

5年ごとの年間収支一覧(単位:円)
年度 支出(生活費) 収入(年金) 年間赤字額
1年目 3,000,000 1,000,000 2,000,000
5年目 3,374,525 1,082,432 2,292,093
10年目 3,911,102 1,194,053 2,717,049
15年目 4,532,509 1,316,810 3,215,699
20年目 5,255,181 1,452,194 3,802,987
25年目 6,097,671 1,601,852 4,495,819
30年目 7,083,645 1,767,686 5,315,959
※増加率:支出は毎年103%、年金は毎年102%で複利計算
現在、年間300万円の生活費も毎年3%増加すると30年後にが年間約700万円が必要になる。

 

必要な初期資金額は3000万円

初期資金3,000万円:赤字補填+残高運用(年利5%)

年度 支出(円) 年金(円) 赤字額(円) 年初残高(円) 補填後残高(円) 運用利息(円) 年末残高(円)
1 3,000,000 1,000,000 2,000,000 30,000,000 28,000,000 1,400,000 29,400,000
2 3,090,000 1,020,000 2,070,000 29,400,000 27,330,000 1,366,500 28,696,500
3 3,182,700 1,040,400 2,142,300 28,696,500 26,554,200 1,327,710 27,881,910
4 3,278,181 1,061,208 2,216,973 27,881,910 25,664,937 1,283,247 26,948,184
5 3,376,526 1,082,432 2,294,094 26,948,184 24,654,090 1,232,705 25,886,795
6 3,477,822 1,103,081 2,374,741 25,886,795 23,512,054 1,175,603 24,687,657
7 3,582,157 1,125,143 2,456,995 24,687,657 22,230,661 1,111,533 23,342,194
8 3,689,622 1,147,646 2,541,976 23,342,194 20,800,218 1,040,011 21,840,229
9 3,800,311 1,170,599 2,629,712 21,840,229 19,210,517 960,526 20,171,043
10 3,914,320 1,194,011 2,720,309 20,171,043 17,450,734 872,537 18,323,271
30 7,083,645 1,767,686 5,315,959 5,384,907 68,948 3,447 72,395

※支出:毎年3%増、年金:毎年2%増の複利 ※年末残高=(年初残高 − 赤字額) × 1.05(近似計算)

 

試算結果まとめ
  • 赤字補填後でも資金は30年続けて維持可能。
  • 最終年に約7万円残るギリギリのライン。
  • 複利の力で補填ペースをカバーし続ける計算。

 

まとめ

S&P500は、2008年のリーマンショックで57%の大暴落を経験しましたが、わずか4年後の2012年には株価が回復。さらにその13年後の2025年には、リーマンショック時の約600ポイントから10倍の6,000ポイントに到達しています。

この実績からも、長期的には株式市場は回復・成長する力があることが分かります。

とはいえ、暴落直後の数年間は運用益に頼れないため、次のような備えがあると安心です。

  • 老後の年間赤字:
    生活費300万円 − 年金100万円 = 年間200万円の赤字
  • 5年分の赤字補填として、現金1,000万円を確保しておく
  • それとは別に、運用資金として3,000万円を確保

つまり、
運用資金3,000万円 + 現金1,000万円 = 合計4,000万円
この金額があれば、暴落があっても安心して老後を乗り切れると言えるでしょう。

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