交通

新幹線「N700S」(2020年)に走行用リチウムイオン電池搭載へ

2018/10/25

JR東海は2020年度に導入予定の新型新幹線「N700S」に停電時に自力走行できる「リチウムイオンバッテリー」を搭載する。

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N700Sに非常用電源として、リチウムイオンバッテリーを搭載することはすでに公表されていた。

しかし、今回、報道されたのは「自力走行」できるリチウムイオン電池で、「非常用電源」と別に搭載されるのか?それとも非常用電源からの電気で走行するのかは不明。

リチウムイオン電池で走行する距離はトンネルを脱出できる距離とされる。東海道新幹線の新丹那トンネルは7,959mなので、数kmと程度と推定される。

なお、非常走行時の速度は時速30kmとされる。

 

搭載するリチウムイオン電池の仕様は?

N700Sに搭載されるリチウムイオン電池は東芝インフラシステムズが開発した「SCiB」が採用された。

「SCiB」は、負極に「チタン酸リチウム」を採用したことにより優れた特性を持つ。

安全性 破裂・発火を起こしにくい
長寿命 15,000回の充放電でも80%以上の容量
低温性能 -30℃でも使用可能
高入出力 大電流を出し入れ可能
急速充電 6分間で容量の80%の急速充電

 

電車用実験例

2015年、鹿児島市電1000形に24.3kwhの「SCiB」を搭載し、架線からの電力供給を停止した状態で約10kmを走行した。

 

当ブログ予想

搭載されるリチウムイオン電池の容量は重量は発表されていない。

そこで、当ブログで試算してみる。

東海道新幹線(東京~新大阪 約500km)の消費電気代は、1編成で片道27万円とされる。

ここから、東海道新幹線が500km走行するのに約10,000kwh必要と思われる。

1kmに換算すると、20kwhとなり、10km走行するためには200kwhが必要と思われる。

新型日産リーフのリチウムイオン電池の容量は40kwhで重量は300kgとされる。

新幹線「N700S」に搭載されるリチウムイオン電池の総容量は200kwh、総重量は1,500kgと予想される。

新幹線1編成16車両のうち、14車両にモーターが搭載されているので、リチウムイオン電池も14車両に分割して搭載されると予想される。

 

当ブログ予想スペック

1車両 16車両合計
容量 14kwh×14 200kwh
重量 107kg×14 1,500kg
サイズ 140cm×140cm×10cm(推定)×14

当ブログの試算が正しければ、「N700S1」1編成16車両に日産リーフ5台分のリチウムイオンバッテリーを搭載すればいい。

具体的には1車両に107kgのリチウムイオン電池1個を床下に搭載すればいいので、実現可能性は高いと思われる。

また、価格も1編成で1,000万円~2,000万円程度と予想されるので、十分搭載可能と思われる。

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