Huawei P9、Huawei P9 Lite
中国のスマホメーカーHuawei 、日本では知名度は低いが、実は世界的第3位のスマホメーカーだ。
2015年スマホ世界シェア
順位 | 企業名 | シェア |
1 | サムスン(韓国) | 21% |
2 | アップル(アメリカ) | 19% |
3 | Huawei(中国) | 8% |
4 | レノボ(中国) | 5% |
5 | Xiaomi(中国) | 4% |
Huawei P9、Huawei P9 Liteは2016年6月17日発売
Huaweiは2015年、日本で Huawei P8、Huawei P8 Liteを発売しSIMフリー・スマホ・メーカーとして認知度が上がった。そのHuaweiが2016年モデルとして発売するのが、Huawei P9、Huawei P9 Liteだ。
AMAZONの販売価格はHuawei P9が5万8000円、Huawei P9 Liteが2万9000円となっており、やはりHuawei P9 Liteが売れ筋となるだろう。
P9、P9 Lite、P8 Liteの性能比較
P9 | P9 Lite | P8 Lite | |
CPU | Kirin955 | Kirin650 オクタコア | Kirin620 オクタコア |
RAM | 3GB | 2GB | 2GB |
ROM | 32GB | 16GB | 16GB |
バッテリー | 3,000mAh(一体型) | 3,000mAh(一体型) | 2,200mAh(一体型) |
ディスプレイ | 5.2インチIPS(1080×1920) | 5.2インチIPS(1080×1920) | 5.0インチIPS(720×1280) |
メインカメラ | 1200万画素×2 | 1300万画素 | 1300万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 | 500万画素 |
高さ | 145mm | 146.8mm | 143mm |
幅 | 70.9mm | 72.6mm | 71mm |
厚さ | 6.95mm | 7.5mm | 7.7mm |
重さ | 144g | 147g | 131g |
OS | Android 6.0 Marshmallow | Android 6.0 Lollipop | Android 5.0 Lollipop |
価格 | 約5万8000円 | 約2万9000円 | 約2万1000円 |
まとめ
Huawei P9はライカと共同開発したカメラを搭載し、Wi-fiも11AC対応と高性能でフラッグシップモデルと言える。しかし、この価格帯ではiPhoneやXperiaもライバルになるのであまり割安感はあまりない。
やはり売れ筋はHuawei P9 Liteと思われる。2016年モデルはバッテリー容量が3,000mAhと大きくなった。ディスプレイも5.2インチIPS(1080×1920)となり、メインカメラは従来と同じ画素数ながら1300万画素と高性能。2万9000円という価格はリーズナブルだ。
旧モデルとなるP8 Liteは約2万1000円と割安感がある。旧モデルP8 Liteのバッテリー容量は2,200mAhと標準的なものだが、新モデルのP9 Liteの3,000mAhと比較すると容量は少ない。
したがって旧モデルP8 Liteは、サブとして使う人やモバイルバッテリーを持っている人にはいい選択だ。しかし、モバイルバッテリーを持ち歩くことなく、メインとしてハードに使うならバッテリー容量が大きいP9 Liteを買った方がいい。
モバイルバッテリーを追加で買うなら3,000円くらいの追加出費が必要だし、充電回数が多くなると、バッテリーが劣化し対応年数が短くなる。そういうことを考えるとモバイルバッテリーを持ち歩かなくていい大容量バッテリーの新型P9 Liteの方がいい。
ちなみに、海外サイトでは、Antutuスコアは「P9 lite」が、54,000、「P8 lite」が35,000。