CA出身者が多い大学ランキング 関西外大がトップ(キャビンアテンダント 客室乗務員)

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CA(キャビンアテンダント)の出身大学は?

CAと言えば、ファッションセンスがよくて都会的な東京の大学出身者が多いと思っていた。

しかし、CAの出身大学1位は、関西外語大(大阪府)で、意外にも関西の大学だった。

トップ10までの大学を見ると、東京都(230人・5大学)、大阪府(120人・1大学)、京都府(63人・2大学)、兵庫県(55人・1大学)、愛知県(37人・1大学)となっている。

やはり東京の大学出身者数は(230人・5大学)と多いが、関西3府県(大阪・京都・兵庫)の合計では(238人・4大学)で、関西の大学出身者は東京と同じくらい多い。

さらに、愛知県や福岡の大学出身者も多い。

CAになるには、東京の大学が有利ということはないようだ。

むしろエアラインは多様な人材を募集しており、専門学校出身者を採用したり、看護師経験者を中途採用することも多い。

 

CA出身者が多い大学ランキング(2019年)

順位大学名所在地
1位関西外国語大(120人)大阪府
2位青山学院大(77人)東京都
3位関西学院大(55人)兵庫県
4位立教大(42人)東京都
5位明治大(39人)東京都
6位上智大(37人)東京都
6位名古屋外国語大(37人)愛知県
8位明治学院大(35人)東京都
9位同志社大(34人)京都府
10位立命館大(29人)京都府
11位独協大(24人)東京都
12位西南学院大(21人)福岡県
12位同志社女子大(21人)京都府
12位神田外語大(21人)東京都
12位桜美林大(21人)東京都
12位日本女子大(21人)東京都
12位法政大(21人)東京都
18位東京女子大(20人)東京都
18位フェリス女学院大(20人)神奈川県
20位学習院女子大(19人)東京都
20位成城大(19人)東京都

22位以下は

順位大学名所在地
22位聖心女子大(18人)東京都
22位早稲田大(18人)東京都
24位北九州市立大(17人)福岡県
24位関西大(17人)大阪府
24位東洋大(17人)東京都
27位中央大(16人)東京都
28位神戸女学院大(15人)兵庫県
28位日本大(15人)東京都
28位龍谷大(15人)京都府
31位東洋英和女学院大(14人)東京都
32位学習院大(13人)東京都
32位神奈川大(13人)神奈川県
32位京都外国語大(13人)京都府
32位駒澤大(13人)東京都
32位津田塾大(13人)東京都
37位横浜市立大(12人)東京都
37位中京大(12人)東京都
37位東海大(12人)東京都
40位近畿大(11人)大阪府
40位金城学院大(11人)愛知県
40位南山大(11人)愛知県
40位武庫川女子大(11人)兵庫県
40位安田女子大(11人)広島県

 

私立大学国際学部が急成長

従来は文学部英文学科からCAになるケースが多かったが、最近では文学部出身者はやや減少している。

これに代わって人数が多くなっているのが私立大学国際学部だ。

 

文学部英文科と国際学部との違い

文学部英文科は英文の読解力を中心に学び、英文の古典を勉強するイメージ。これに対して国際学部は英語でのコミュニケーション能力の向上を目指している。

即戦力としてはやはり国際学部の方が有利かもしれない。

さらに関西外国語大学(大阪府枚方市)には、2014年に飛行機のモックアップ施設を設置し、実践的なCAの勉強ができるようになっている。

 

なぜ私立大国際学部出身のCAが多くなったか?

航空会社の経営環境が変化し、LCCなどの格安航空が誕生するなど競争が激しくなったことが要因だ。

そのため自社で採用してからCAの訓練を一からするよりも、大学や専門学校でCAの基礎知識を勉強した者を採用した方が早くCA養成できるからだ。

 

CAの英語力は?

国内航空会社の採用にエントリーするには、TOEIC スコア600、あるいは、英検2級程度が要求される。

これはエントリーできる最低限の水準で、受験生のTOEIC平均スコアは700以上と言われる。

 

一般大学生の TOEIC スコアは?

TOEICの勉強をしていない一般大学生のTOEICスコアは400~500と言われる。

 

TOEICスコア600という成績は、大学に入学して1年以上しっかり勉強すれば到達できるレベルだ。

しかし、TOEICスコア7002~3年本格的に英語の勉強したり、短期留学しないとなかなか到達できない。

 

CAになるための視力は?

航空会社によって違うがコンタクトレンズ矯正視力で両眼とも1.0以上という会社が多い。

 

CAの採用は契約社員から

CAは最初、1年間の契約社員として採用されることが多い。この1年契約は2回まで更新され、3年後正社員として長期雇用されるというシステムになっている航空会社もある。

しかし、最近、LCCなどの増便でCAもやや不足気味になっており最初から正社員として採用する会社も多くなってきた。

 

CAの給料

30年前のCAの年収は800万円~1,000万円程度だったが、今では契約社員で入社して年収300~350万円3年後正社員となって450万円と言われる。

 

CAの勤続年数は?

華やかに見えるCAだが、実際は重いカートを運んだり立ちっぱなしの仕事も多く、入社後5~10年で結婚などで退社する人が多い。

ちなみに、JALのCAの勤続年数は平均13年、ANAのCAの勤続年数は平均6年と言われる。

セカンドキャリアをある程度考えているといいかもしれない。

 

CAは体育会?

CAの世界は、体育会のように、先輩後輩の上下関係が厳しく、人間関係が難しい。

それでも、大手のエアラインの場合、同乗するCAは便ごとに異なる。

苦手な先輩CAがいても、なんとかその便をやり過ごせば、次の便では、違う先輩CAと同乗するので何とかなるという見方もある。

一般的な会社なら数年間は、苦手な先輩OLと同じ部署となるので、むしろCAの方がいいという見方もできるかもしれない。

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