注意点(取り扱い注意・自己責任でお願いします)
飛行機の空席待ち(キャンセル待ち)は、上級会員が優先され、一般会員は空席待ちしても乗れないことが多い。
そこで裏技を考えたが、当日の正規運賃を追加で支払う可能性もあり、ホテルと飛行機代金がセットになったツアーがキャンセル扱いになり100%キャンセル料がかかる場合もあるので、自己責任でご利用ください。
また、エアラインによってはできない場合があり、また、事務処理が煩雑になる可能性があります。
今後、エアラインのシステム変更により裏技が使えない場合もあります。
空席待ち(キャンセル待ち)の優先順位
飛行機の座席が満席の場合、キャンセル待ちになる。
この場合、航空会社は上級会員から優先的に空席を割り振る。
では、一般会員は、どうすればいいのか?
空席待ちの仕組み
空席待ちをするには、「空席待ちカウンター」か「自動チェックイン機」で「航空券を買い」→「空席待ち整理券」を発券してもらう。
保安検査場を通過し、15分前に「空席待ちカウンター」から呼び出されて搭乗する。この「空席待ち」は上級会員が優先される。
A社の空席待ち優先順位
種別 | 会員ステータス |
S | ダイヤモンドメンバー |
A | プラチナ、ブロンズ、スーパーフライヤーズ |
B | プレミアムクラス、普通席 |
C | シニア空割、スカイメイト割引 |
しかし、実は抜け穴があった
「キャンセル待ちは上級会員が優先される」と「空席があれば先着順になる」
言葉にすると同じようなものだが、実際には大きな違いがある。
この違いを利用して一般客が空席をゲットする方法がある。
キャンセル待ちの手続きに盲点があった
キャンセル待ち客が空席を割り振られるのは、搭乗の15分前なってからだ。
つまり、15分前時点で空席があれば、上級会員から順番に座席を取れるシステムになっている。
しかし、例えば30分前に空席がでた場合、自動的に優先順位の高いキャンセル待ち客に割り当てられるシステムにはなっていない。
つまり、キャンセル待ちが発生している便でも、30分前に空席が出た場合、WEBの予約画面でも空席と表示され「だれでも予約できる状態」になる。
この時点で、WEBからの一般客の予約、空港の自動チェックイン機からの予約の早い者勝ちになると思われる。
場合によっては、グランドホステスが座席確保のオペレーションをするのかもしれない。
座席が空席状態になる時間は30秒~数分
WEB上で空席と表示されるのは「30秒~数分」の間だけだ。
その短い間を逃してはいけない。
WEBで予約できた場合
WEBで予約できた場合、キャンセル待ちと重複することになるので、カウンターで切り替えの処理をしないといけない。
航空会社によっては、同便での重複予約となる場合もある
航空会社によってはキャンセル待ちしていると、同便の重複予約(二重予約)となってWEB予約できない場合があるかもしれない。
運賃が正規料金になる可能性もある
この方法だと当日予約なので当日正規運賃となる可能性がある。もちろん予約運賃で座席を振り替えてくれれば追加料金はかからないが、イレギュラーな方法なので有人カウンターでの交渉次第となる。
まとめ&補足
イレギュラーな予約なので、航空会社のカウンターでの事務処理などが煩雑になることもある。また、当日正規運賃を支払うことになったり、交渉力がないと飛行機に乗れないこともあるかもしれない。
したがって、資格試験、就職面接、ビジネスなど絶対に乗らないといけない場合の最終手段として考えてください。
また、必ず「空席をゲット」できるわけでもないことをご理解の上、自己責任で参考にしてください。