「fire HD8」と「fire7」の違い
アマゾンのセールで「fire HD8」(2017年モデル)が5,980円で購入できたので買ってみた。「fire7」も持っていたので両者を比較してみる。
「fire HD8」(2017年モデル)と「fire7」(2017年モデル)はCPUの周波数が1.3GHZと同じなので性能も同じで、液晶サイズだけが違うと思いがちだが、実はCPU性能は「fire HD8」の方が高い。
これはCPUとGPUの違いが大きい。(実際はSOCというチップ1個に統合されている)
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項目 | fire HD8 | fire7 |
CPU | MT8163 64-bit(Cortex-A53) | MT8127 32-bit(Cortex-A7) |
GPU | Mali-T760MP3 | Mali-450MP4 |
antutu | 35,000程度 | 25,000程度 |
現在のミドルクラス・スマホはantutu 40,000以上なので、「fire HD8」(2017年モデル)は、今のミドルクラス・スマホよりも少し性能が劣るantutu 35,000程度だ。
「fire7」(2017年モデル)はantutu 25,000程度でエントリー・スマホといったイメージだろう。
したがって性能は、「fire HD8」の方が数字上20%~30%高い。
しかし、テキストベースのWEBブラウジングであれば、「fire7」でも表示されるまで0.2秒~0.3秒遅い程度で実用上問題はない。
ただ、動画を見る場合は、「fire HD8」の方がサクサク動いて快適だ。
また、「fire HD8」はステレオ音声、「fire7」はモノラル音声となっていることからも、動画を見るなら「fire HD8」の方が適していると言える。
しかも、「fire HD8」のスピーカーはサイド(横)にあるので、テーブルに置いても聞こえる。
一方、「fire7」のスピーカーは背面にあるのでテーブルに置くと音がよく聞こえない。
重く、厚くなった「fire HD8」
「fire HD8」(2017年モデル)は2016年モデルより、0.5mm厚くなって9.7mmとなった。重さも2016年モデルよりも28g重くなって369gとなった。
軽く、薄くなった「fire7」
「fire7」(2017年モデル)は2016年モデルより、1mm薄く9.6mmとなった。重さも2016年モデルよりも18g軽くなって295gとなった。
価格
「fire HD8」(2017年モデル)はプライム会員価格7,980円、「fire7」(2017年モデル)はプライム会員価格4,980円。
コメント
動画再生をする場合は、「fire HD8」がいいが、やはり、重く厚い。
テキストベースのWEBブラウジングが主目的ならば「fire7」の方が軽くて持ちやすいが、2万円~3万円のミドルクラスのスマホよりも動作が遅く、半年くらいで使わなくなった。
両方とも値段的に安く、性能的には何かを妥協しないといけない。
理想を言えば、7インチ画面で額縁が薄く、Antutu 30,000~40,000程度の性能が欲しい。