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【アメリカ】NYのタクシー、運転手の96%は移民、英語もあまり通じない。

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NY(ニューヨーク)のタクシー運転手96%移民で、アメリカ生まれのアメリカ人は4%しかいない。

したがって、NYのタクシー運転手はあまり英語が得意ではなく、英語が通じないことが多い。

そこで、NYのタクシー運転手の試験に英語試験が導入された。しかし、ウーバー(Uber)の普及により、移民が英語試験のないウーバーの運転手になることが多く、タクシー(イエローキャブ)の運転手が不足してきた。

そのため、2016年8月にNYではタクシー運転手の英語試験が廃止された。

ちなみに、ウーバー(Uber)とは、スマホアプリハイヤーを予約するサービスで、アメリカで2009年からサービス開始され、日本でも2013年から試験運行されている。

 

NYのタクシーの乗り方

道路(歩道)で手を挙げてタクシーを止める。かなり大きく動作しないとタクシーはとまらない。

 

行先は目的地だけを言う

「Please go to the ○○hotel.」や「Cloud you go to the ○○hotel?」などは丁寧な言い方だが、運転手が誤解することがある。

むしろ、目的地だけ「○○hotel please」と言った方が通じやすい。

 

「アベニュー」と「ストリート」を言う

NYの街は碁盤の目のように道路が走っている。

  • アベニュー」は南北の道路
  • ストリート」は東西の道路

目的地を言う場合、アベニューとストリートを使って「5thアベニュー、44thストリート(5th Avenue,44th street)」と言うこともできる。運転手が新規開業したホテルを知らない場合に便利だ。

 

近距離でも気軽に利用できる

NYのタクシー料金は近距離利用者が多い。利用者の6~7割は10ドル以下の運賃で利用するで近距離でも嫌がられることはない。

 

タクシーのチップ

チップはタクシー料金の10~20%が目安となる。

例えば、タクシー運賃が10ドル未満の場合のチップは+1ドル、10ドル以上は+2ドルと決めると、いくらチップを払うか迷わなくていい。

お釣りはいらない場合は「Keep the change.」と言う。

運賃12ドルで+2ドルのチップを上乗せして14ドルの場合、20ドル札で支払うときは「6 dollars back please.」(お釣りは6ドルでいいよ)と言う。

 

なぜチップが必要か?

昔はレストランのウエイター、ウエイトレスは無給で、客からもらうチップが給料だった。そのため、チップがもらえないとウエイター、ウエイトレスは只働きになってしまう。

今では、レストランのウエイター、ウエイトレスは無給ということはないが、時給は最低賃金レベルだ。したがって、レストランでは、料金の10%~20%を支払う必要がある。

 

アメリカの最低賃金

アメリカの連邦政府の最低賃金は時給7.25ドル(約750円)だ。各州はこれ以上の水準で最低賃金を設定している。2016年4月にはカリフォルニア州とニューヨーク州で15ドル(約1,500円)に引き上げられた。

2016年の大統領予備選挙で、サンダース氏は連邦政府の最低賃金を15ドル、クリントン氏は12ドルに引き上げると表明していた。

 

ロンドンでは運転手に英語試験を実施

イギリス、ロンドンの交通行政当局は、非英語圏出身者が個人資格のハイヤー運転免許を申請した場合、英語試験を2016年10月から実施する。

これは「B1試験」と呼ばれ2時間の記述読解試験とそれよりも短い英会話試験がある。英語のレベルは英語圏生まれの9歳~11歳程度とされる。

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