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24時間テレビのマラソン「乱入」問題、公道を独占できるのか?

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2026年の「24時間テレビ」チャリティーマラソンでは、ランナーの近くにプラカードを掲げた男性が入り込み、スタッフに制止される場面がありました。

この問題について、「道路使用許可を得ているのだから、一般人がコースに入るのは違法ではないか」といった意見もあります。

しかし、ここでは道路使用許可の意味を整理する必要があります。

 

道路占用許可ではなく「道路使用許可」

マラソンなどの路上競技で必要となるのは、基本的に警察署長による「道路使用許可」です。

道路使用許可とは、道路上で通常の通行以外の行為を行うための許可であり、マラソンや駅伝などもその対象となります。

一方、「道路占用許可」は、道路に工作物や施設などを設置し、継続的に使用する場合に関係する別の制度です。

 

道路使用許可があっても、公道を独占できるわけではない

重要なのは、道路使用許可を得たからといって、主催者が公道を完全に独占できるわけではないという点です。

道路使用許可は、マラソンという特定の行為を道路上で実施することを認めるものです。道路そのものが主催者の専用施設になるわけではありません。

そのため、主催者側には、警察官のように公道上の第三者の行動を自由に強制制限する権限があるわけではありません。

一方で、ランナーへの接触や走行妨害など、危険な行為や番組の進行を妨げる行為については、必要な範囲で制止することが認められる場合があります。

 

「乱入」は問題だが、許可の性質も理解したい

今回の男性の行為は、ランナーやスタッフに危険を及ぼしたり、番組の進行を妨げたりする可能性があるため、単純に正当化できるものではありません。

ただし、「道路使用許可がある=主催者が道路を独占できる」という理解も正確ではありません。

公道でイベントを開催する以上、主催者には安全対策や第三者への対応が求められます。

今回の問題は、乱入者の行為の是非だけでなく、公共の道路を利用して大規模な生放送を行う場合の安全管理や、一般の道路利用者との関係を考えるきっかけにもなります。

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