格安航空「ピーチ・アビエーション」49億円の黒字
格安航空会社「ピーチ・アビエーション」の2017年3月期決算が発表された。
2017年3月期決算 | 億円 | 前期比増減 |
売上高 | 517億円 | 7.9% |
営業利益 | 63億円 | 2.0% |
経常利益 | 54億円 | 13.2% |
純利益 | 49億円 | 80.1% |
旅客数
旅客数は513万人(12.7%増加)で、1人当たりの売上は10,078円となる。
これは国内線と国際線の平均なので、国内線は1万円よりも安く、国際線は1万円以上になっていると思われる。
搭乗率
搭乗率は85.4%(1.3%増加)
保有機数
2017年3月末現在で、エアバスA320型機(180座席)を18機保有する。
路線数
国内線12路線、国際線13路線を運航している。
拠点空港
ピーチアビエーションは2012年関空を拠点として運航を開始、その後那覇空港を第2拠点とした。
2017年9月には仙台空港を第3拠点とする方針
2018年度には新千歳空港も拠点化する予定。
4時間以内の法則
ピーチアビーションは片道4時間以内の路線に就航する経営方針を持っている。それはLCCの座席が狭く、また多頻度運航によるコスト低減するためと思われる。
那覇空港を拠点化することにより、バンコック(タイ)~那覇を4時間で結ぶことができた。これにより、バンコック⇒那覇空港⇒関空、仙台、新千歳と日本各地にネットワークを作ることができるようになった。