ツアー料金は1日違っただけで、1万円~3万円も値段が違うことがある。
では、沖縄旅行は何曜日出発が安いのか?
結論から言う、数年前までは
- 「日曜日出発のツアーが安い、特に日曜日の午後出発便が安い。」
日曜日出発の飛行機は利用者も少なく、沖縄でのホテル料金も日曜日は安くなるから、日曜出発のツアー料金は安くなる。(数年前の話)
団塊世代が退職になり、曜日に関係なく旅行する人が多くなった。
彼らは料金の高い土曜日出発を避け、日曜日出発のツアーを利用するようになった。
沖縄ツアーの3月の平均的料金のイメージは
土曜日出発 | 2泊3日 | 44,800円 |
日曜日出発 | 2泊3日 | 39,800円 |
ANAいっしょにマイル割、特典航空券は日曜日は取りにくくなった
日曜日出発の「いっしょにマイル割」、「マイル特典航空券」は時間帯のいい便だと、午前9:30分の予約受付直後に座席がなくなる感じ。
むしろ、土曜日出発の方が「いっしょにマイル割」、「マイル特典航空券」は取り易い。なぜかというと、土曜日のホテル代は平日の1.5倍~2倍になっていることがあるからだ。
飛行機代+ホテル代の合計では、土曜日出発は、日曜日出発よりも数千円は高くなる。そのため、日曜出発の航空券は取りにくくなっている。
また沖縄の特有の事情として、LCCなどが就航し全体的に沖縄ツアーが人気となり、ホテル代は最近、1~2割程度、上昇している。
そのため、ホテルのバーゲンセールなどが少なくなった。
平日出発は修学旅行が多い
平日の月曜日、火曜出発は修学旅行が多い。というのは沖縄への修学旅行は2泊や3泊が多く、木曜日、金曜日出発だと帰りが土日になってしまうからだ。
修学旅行生は、後部座席にまとまって座席指定することが多い。400座席~500座席のボーイング777でも200人~300人の修学旅行と重なると、指定できる座席の範囲が限られる。
まとめ&補足
日曜日出発は、団塊リタイア世代のツアー客が多く、特典航空券が取りにくくなった。
むしろ土曜日出発の特典航空券の方が取りやすい。ただし、土曜日宿泊のホテル料金が高くなる。
また、平日は修学旅行と重なることが多い。ねらい目としては、修学旅行の少ない時期の4月の平日だろう。
那覇空港の月別利用者数を見ると3月は多くなるが、4月~6月は少ない。
1月~2月 | 全体的に安い |
3月 | 春休みになるのでやや値段が上昇 |
4月上旬 | まだ春休みでやや値段が高い |
4月中旬 | 修学旅行が本格的に始まる |
GW(4月末~5月) | 当然高い、オフシーズンの2~3倍の料金 |
5月 | 沖縄は梅雨に入る |
6月 | 料金は多少高くなるが、6月20日には梅雨明けする |
7月上旬 | 梅雨明けして快晴が多い、値段も極端には高くない。修学旅行が少ない。 |
7月中旬 | ハイシーズンに入る、ホテル代はオフシーズンの2倍~3倍 |
那覇空港月別利用者数(万人)2015年(平成27年)
月 | 国内線 | 国際線 | 合計 |
1 | 121万人 | 14万人 | 135万人 |
2 | 118万人 | 15万人 | 133万人 |
3 | 148万人 | 15万人 | 164万人 |
4 | 127万人 | 17万人 | 145万人 |
5 | 123万人 | 18万人 | 142万人 |
6 | 116万人 | 21万人 | 137万人 |
7 | 138万人 | 21万人 | 159万人 |
8 | 160万人 | 23万人 | 183万人 |
9 | 147万人 | 22万人 | 169万人 |
10 | 140万人 | 22万人 | 163万人 |
11 | 131万人 | 18万人 | 150万人 |
12 | 121万人 | 19万人 | 141万人 |
合計 | 1594万人 | 231万人 | 1825万人 |
各月とも国内線だけで月間100万人以上となってる。ただし、1人が往復すると空港を到着と出発の2回利用するので空港利用者としては2人としてカウントされている。
4月~6月はやや人数が少ない。5月~6月は沖縄は梅雨入りするためだ。秋は10月まで観光客は多く、11月になってやっと観光客が減少する。