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羽田空港直行便が増加、成田空港経由便が減少

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日米航空交渉

2016年2月の日米航空交渉で羽田空港の昼間時間帯の北米便就航が決定するとした。早ければ2016年10月から羽田から北米直行便が就航する予定。その結果、羽田直行便が増加、成田空港発着の経由便が減少すると予想されている。

 

米系エアラインは成田空港経由便を直行便にする動きがある

成田空港の国際乗継便客は年間500万人で、成田空港の容量が足りず、その分、日本国内へ入出国する利用者は成田空港を利用できないことがあった。

 

ハブ空港はメリットあるか?

経由便客が多い「ハブ空港」はエアラインにとってはメリットあるが、日本にはメリットがあるのだろうか?

日本のハブ空港周辺の機内食製造工場などはメリットがあるだろう。また利用者の少ない海外の都市へも日本人客と経由便客と合計して、路線維持ができる場合があるので、そういうメリットはある。

しかし、東京都市圏人口は4000万人で、世界一の都市圏だ。その世界一の都市圏から利用者不足で路線が成り立たないということはほとんどない。

結局、日本からの直行便利用者だけで路線維持ができている以上、ハブ空港は日本としてはメリットはあまりない。

 

羽田空港都心上空ルートの影響

羽田空港都心上空ルートで年間3万9000回(昼間時間帯)の発着枠の拡大が可能で、利用者は約1000万人増加する。

これは成田空港の乗継客年間500万人をそのまま移管できる容量となる。

シンガポール~NYの飛行時間は18時間で、ほとんど直行便はない。しかし、航空機の性能向上で飛行時間16時間程度までは直行便が増加する傾向にある。

将来的にハブ空港の需要は少なくなると見られる。

羽田空港の利用者は年間7000万人で世界第4位となっている。羽田空港都心上空ルートで年間1000万人増加すれば、8000万人になるだろう。

エアラインにとっても2空港に分散するより1空港の方がメリットがある。

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