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沖縄、台湾企業がホテル建設へ 国際通りと豊崎地区

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国際通りのホテル建設予定地

台湾の大手セメント会社「嘉新水泥企業團」の関連会社「嘉新琉球開発合同会社」が国際通り沿いにホテルを建設すると報道された。
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CHC那覇ホテル(仮称)概要(国際通り)

場所 那覇市国際通り沿い
客室数 260室
階数 13階建
着工予定 2017年
竣工予定 2019年

 

豊崎地区(アウットレットあしびなー近辺)でもホテル建設

那覇空港から近い豊崎地区に客室数400室の大型ホテルとチャペル、大型ショッピングセンターを建設する計画が明らかになった。

現在の豊崎地区は航空機の離陸着陸コースの下で騒音が懸念されるが、2020年に那覇空港第二滑走路が完成すると、離陸と着陸で滑走路を分け、陸上への騒音を最小限にする運用も可能となる。

 

なぜ、台湾企業が沖縄に進出するのか?

那覇空港は2020年に第二滑走路が完成し、今後、国際線の増加が見込まれる。那覇~台北にはLCCが就航しており、沖縄は台湾から片道数千円で行ける一番近い日本の観光地になりつつある。

 

平成27年度全体の入域観光客

平成27年度の年間日本人観光客数は626万人、外国人観光客は167万人だった。外国人観光客のうち台湾人が50万人と1位だった。

国名 年間観光客 増加率
台湾 50万人 40%
中国 35万人 174%
韓国 33万人 74%
香港 20万人 47%
その他 28万人
合計 167万人 69%

沖縄と台湾は文化的に近い

牧志公設市場では、1階で食材を買って、2階で料金をはらって調理してもらうシステムだが、これが台湾人に人気になっている。

沖縄と台湾は文化的に近い都市なので台湾人に沖縄は人気と考えられる。

 

沖縄の経済発展につながるか?

外国人観光客の増加で沖縄全体の経済は拡大すると思われる。しかし、アウトレットモールなどでは、中国人店員を多く雇用しており、沖縄人の雇用増加という点では疑問符がつく。

将来、台湾資本の企業に沖縄人が雇用されることが多くなるかもしれない。

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