ピーチアビエーション(Peach Aviation)は、2019年に受領する機材から、レカロ社(RECARO Aircraft Seating社 本社ドイツ)製の最新モデルの座席を採用すると発表した。
ピーチ、レカロのリクライニング済み新シート 19年導入 https://t.co/xbuT0stP6F #ピーチ #レカロ #RECARO #シート #LCC #AIX18 pic.twitter.com/PisM3TO8yG
— Aviation Wire (@Aviation_Wire) 2018年4月12日
ピーチアビエーションは、2019年から受領する24号機(A320ceo)から新シートを採用する。
この新シート(SL3510モデル)は、人間工学に基づき、15度倒れた状態に固定されたシートで、世界では既に12万席以上販売されている。
また、SL3510モデルはスリム構造で、シートピッチ(座席間隔)は74cmと従来と同じだが、足元スペースは拡大すると言う。
ちなみに、ANA、JAL、スカイマークのシートピッチは約79cm(31インチ)となっている。
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レカロ社HPの情報によるとすでに14機分の新シートをレカロ社に発注しており、また新シートは、「A320ceo」と「A320NEO」に採用されると言う。
ピーチアビエーションは2017年12月現在20機のA320を保有しており、2019年から「A320NEO」を10機、「A320ceo」を3機受領する計画となっている。
ピーチアビエーションは13機の「A320NEO」と「A320ceo」を発注しているが、新シートは14機分となっている。
これは、A320NEOの座席数が188座席、A320ceoの座席数が180座席なので、従来型A320の180座席に換算して14機分と言うことかもしれない。
現在保有している従来型A320は、A320NEOと置き換えるため、最終的には、すべての機材がレカロ社製新シートとなると思われる。