セブンイレブンで売られているレトルトの「欧風カレー」
セブンイレブンで売られているレトルトの「欧風カレー」とハウス食品の「カレーマルシェ」はよく似ている。
しかも、メーカーは「ハウス食品」だ。どこが違うのか?比較してみた。
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セブンイレブンの欧風カレーとハウスカレーマルシェとの比較
商品名 | 欧風カレー(セブンイレブン) | カレーマルシェ(ハウス) |
内容量 | 180g | 200g |
カロリー | 171kcal | 190kcal |
たんぱく質 | 4.7g | 8.5g |
脂質 | 8.6g | 8.2g |
炭水化物 | 18.7g | 20.6g |
ナトリウム | 1.0g(食塩相当量2.6g) | 1.2g(食塩相当量3.0g) |
レビュー
セブンイレブンの「欧風カレー」と「カレーマルシェ」とほとんど区別がつかないくらい味が似ている。
ただ、セブンイレブンの欧風カレーの方が内容量が180gと1割少ない。
ハウスの「カレーマルシェ」を食べ慣れている人なら、セブンイレブンの「欧風カレー」を食べても違和感はないだろう。それくらい完成度は高い。
セブンイレブンの「欧風カレー」は内容量が約1割少ないので、「ごはん」も少なくでき、ダイエットにいいと思う。
どのレトルトカレーが売れているか?
レトルトカレーシェア2008年
ハウス食品 | 約36% |
エスビー食品 | 約16% |
大塚食品 | 約8% |
江崎グリコ | 約5% |
「明治の銀座カリー」、「無印良品のカレー」も一定のシェアがあると思われる。
レトルトカレーの市場規模は?
2011年度のレトルトカレー市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比2.9%減の603億円。
レトルトカレーの傾向
家庭用の低価格帯レトルトカレーついては「100円程度の低価格帯」と「300円程度の高価格帯」の二極化する傾向にある。
全体的な販売量は「低価格帯」の方が多く、販売単価は下落傾向にある。そのため、メーカーは、付加価値を高めた「中価格帯」への商品投入を増加させている。
また、震災後の備蓄需要、夏場の節電などに配慮した「温めないでも美味しく食べられるレトルトカレー」といった新商品も販売されている。
トレンドとしてはアジアンテイストの「グリーンカレー」や、よりスパイシーなカレーなど特徴的な商品の市場投入の動きがみられる。さらに、レトルトタイプの「ご当地カレー」も人気になっている。