Windows10へアップグレードしていると、99%のところで停止する。それ以上進まない場合がある。
これは周辺機器のデバイス・ドライバが対応していないこと、WIN7やWIN8が最新の状態でないことが原因のようだ。
しかし、どのドライバが原因かを追及をするには時間がかかりすぎる。
したがって、今のアップグレード方法をあきらめて下記の「クリーンインストール」した方が早い。
クリーンインストールするとアップグレードできる場合がある
Windows10へアップグレードは2種類あって、
1 「Win7やWin8のOSに上書き」する
2 「新規インストール(クリーンインストール)」する
99%で止まるのは1の「上書き」アップグレードの場合が多い。
クリーンインストールは、USBメモリ(3GB以上)かDVD-RにWin10をダウンロードして、PCを再起動してWin10をインストールする。(2016年7月29日まで)
BIOSの起動オプションを変更
PCを再起動して、F10やF1のキーでBIOSの設定画面に入り、BIOSのBOOT(起動)の順番を変更しUSBメモリ、もしくはDVDドライブから起動するように設定する。
カスタムインストールを選択する
WIN10のインストールドライブ先を選択する画面で、
「カスタムインストール」を選択し、
任意のドライブにWIN10をインストールする。
ダウンロード時間
WIN10をダウンロードしUSBメモリやDVD-Rに保存するのは10~15分程度でできる。
インストール時間
WIN10のインストール時間はPCの性能によるが、40分~90分くらいで終了する。
WIN10のサポート期限
OS | メインサポート期限 | サポート期限 |
WIN7 | 2015年1月13日 | 2020年1月14日 |
WIN8 | 2018年1月9日 | 2023年1月10日 |
WIN10 | 2025年 |
WIN7からアップグレードするメリットはあるか?
WIN7はセキュリティソフト(ファイアーウォール、アンチウィルスソフト)を自分でインストールしないといけないが、WIN10はそれらのセキュリティソフトが統合されており、セキュリティ対策の点でアップグレードするメリットは十分にある。
またWIN7が動くPCであればWIN10も同程度に動くので、アップグレードして重くなるといことはない。
ただし、WIN7の32bitからWIN10の64bitにアップグレードすると、メモリが2GBでは重く感じることがある。
2016年8月のWIN10のアップデートでWIN10 32bitの最低必要メモリは2Gとなった。