実は20.9kgまでは重量超過料金は発生しない
空港のカウンターで荷物を預ける場合、20kgを超過すると重量超過料金が発生する。
しかし、20.6kgなど20kgをわずかに超えるときも、超過料金を請求されたことがない。
その微妙なところを調べてみた。
例えば荷物の重量が20.9kgの場合、0.9kgだけ無料範囲を超えていますが、「超過1kg未満は切り捨て」となるため、20kgまでの無料範囲に含まれ、超過料金は発生しません。
しかし、1kg超過して21kgになると2,500円の超過料金がかかる。
2026年5月18日まで
| 超過重量 | 超過料金 |
|---|---|
| 1kg未満 | 0円(1kg未満は切り捨て) |
| 1kg~10kg | 2,500円(一律) |
| 11kg~20kg | 3,500円(一律) |
| 21kg~30kg | 4,500円(一律) |
| 以降+10kg毎 | +1,000円 |
2026年5月19日以降
普通席は23kg(プレミアムクラスは32kg)を超え100kgまでの手荷物は「超過手荷物料金」がかかる
| 重量(1個あたり) | 超過手荷物料金 |
|---|---|
| 23kg~32kg以下 | 1,100円 |
| 32kg超~45kg | 5,500円 |
普通座席の場合、預け荷物は20kgまで無料だが、40kgになると超過料金5,500円が発生する。
しかし、プレミアムクラスに当日アップグレードすると40kgまで無料となる。プレミアムクラスの当日アップグレード料金は+9,000円なので、普通座席のまま超過料金5,500円を払うのであれば、プレミアムクラスにアップグレードする方法ある。
2026年5月19日以降
プレミアムクラスは32kgまでとなる
2名で飛行機に乗る場合、荷物の重さは20kg+20kg=40kgまで無料となる。2名分の荷物を1つのスーツケースにまとめた場合は1つのスーツケースで40kgまで無料となる。
2名分の荷物を1つにまとめるメリット
スーツケースの本体重量は4kg~8kgある。例えば、スーツケースの本体重量を6kgとすると、スーツケース2個で本体重量12kgとなる。預け荷物2個で40kgまで無料なので、
荷物だけの重量は40kg-12kg=28kgまで無料となる。
これを1つのスーツケースにまとめると、
スーツケース本体重量6kgなので、
荷物だけの重量は40kg-6kg=34kgまで無料となる。
実際には1つのスーツケースで40kgというのはめったにないが、30リットルの小型スーツケース2つよりも60リットル~80リットルの中型大型のスーツケースを1つの方が計算上は多く荷物を入れられる。