JAL(日本航空)は、エアバス社製の新機材「A350-900型機」を2019年9月から羽田空港=福岡空港路線に投入し、順次就航路線を拡大する。
JAL プレスリリース
http://press.jal.co.jp/ja/release/201901/005021.html
JALは2013年に、A350-900型機18機・A350-1000型機13機の確定31機とオプション25機の合計56機の購入契約を締結していた。
このうち、2019年9月から羽田空港=福岡空港に就航するのは、A350-900型機。
老朽化しつつあるB777型機をリプレースすると予想される。
スポンサーリンク
「エアバスA350XWB」とは?
エアバスA350XWBの「XWB」は「エクストラ・ワイド・ボティ」の意味でライバルボーイング777型機よりも胴体径が広くなる。
また、ボーイング787型機と同じく「CFRP」を採用し、従来型機よりも燃費性能が20%~25%改善している。
後発機であるため、ボーイング787型機の開発遅れの原因を研究しており、コクピット部分は「CFRP」ではなく、金属製にして、バードストライク対策としている。
エアバス社とボーイング社のライバル機種
エアバス | ボーイング |
A330neo | 787-8 |
787-9 | |
A350-900 | 787-10 |
A350-1000 | 777-300ER(777-8X) |
A350-900とA350-1000のスペック
A350-900 | A350-1000 | |
全長 | 66.1m | 73.8m |
全幅 | 64.8m | 64.8m |
全高 | 17.1m | 17.1m |
エンジン | Trent XWB | Trent XWB |
エンジン基数 | 2基 | 2基 |
最大離陸重量 | 280トン | 308トン |
最大巡航速度 | マッハ0.89 | マッハ0.89 |
航続距離 | 15,000km | 14,750km |
座席数(標準的 2クラス) | 325席 | 366席 |