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中部空港(セントレア)、LCCターミナル新設決定 2019年上期開業予定

2017/06/07

中部空港がLCCターミナルを新設決定

出典 国土交通省の画像を当ブログで加工

2016年3月31日、中部国際空港会社は、新にLCC(格安航空会社)向け新ターミナルを建設すると発表した。

  • 新設されるLCC(格安航空)向け第2ターミナルの総事業費は約100億円~200億円。
  • 現ターミナルビルの南側の臨時駐車場にLCCターミナルビルと駐機場(小型機5機対応+共用スポット拡張)を新設する。
  • 2017年度に設計に着手し、2019年上期までに開業する予定。

セントレア LCCターミナルの規模

2017年3月31日、中部国際空港会社公表

  • 想定LCC年間利用者数 450万人(国際線300万人、国内線150万人)
  • LCCターミナルビル延床面積 4万平米
  • 構造 2階建て2棟(チェックイン棟+コンコース棟)
  • スポット数    合計10スポット
  • 2019年上期開業予定

LCCターミナルビル前にも駐車場が設置され、自家用車で直接、LCCターミナルビルまで行ける構造になる。

セントレア(計画) 関空T2 関空T3 成田T3
面積 4万平米 3万平米 3万6000平米 6万6000平米
利用者数 450万人 400万人 400万人 750万人
事業費 100億円~200億円 85億円 130億円 200億円
完成 2019年9月 2012年10月 2017年1月 2015年4月

 

LCCターミナルの構造と動線

  • 出国(チェックイン棟1階)→コンコース棟2階(出発ゲート)
  • 入国(コンコース棟1階)→チェクイン棟2階(到着ロビー)

エプロンルーフを採用予定。

エプロンルーフ 出典 国土交通省

自走式スポットを採用し、LCCのコスト削減要望に応える。

さらに、将来的に6スポット増設可能な設計となっている。(当ブログ分析)

 

エアアジア・ジャパン、中部空港就航予定

エアアジア・ジャパンは2016年4月に中部空港に就航する計画を発表した。当初はエアバスA320型機2機で、その後年間5機ずつ増加させ就航から3年後(2019年)に全体でA320型機16体制を目指す。

就航予定路線は中部空港から新千歳、仙台、台湾の3路線。エアアジアは2011年全日空(ANA)と提携して成田空港を拠点に就航していたが、2013年に撤退した。

その後2014年にIT大手の楽天と提携し2016年日本市場に再参入する予定。

まとめ&補足

エアアジアは3年後、16機体制を計画している。これは関空T2を拠点とするピーチ・アビエーションと同じ規模だ。

ピーチ・アビエーションはすでに16機体制(2015年7月)で、関空T2の9スポットでは足りない状態になっている。

中部空港についてもエアアジアが16機体制なら、関空T2よりも大規模でないと処理できない。

しかし、エアアジアは一度日本から撤退して、中部空港のLCCターミナル建設も延期になった経緯がある。

エアアジアの就航は2016年4月なので、新LCCターミナルの建設は間に合わない。しかも、新LCCターミナルの計画規模すらはっきりしていない。

これは、中部空港の現在のターミナルビルの年間処理能力が1,700万人で、現状の年間利用者数980万人から逆算すると、今後、利用者が720万人増加しても現ターミナルで対応できるため、急いでLCCターミナルを建設する必要がないと判断されたためだろう。

関空LCCターミナル(T2)

関空第2ターミナルは2012年10月に日本初の本格的LCCターミナルとして開業した。ピーチ・アビエーションが使用し、年間利用者400万人。総事業費は約130億円、延床面積は約3万6000平米、駐機場9スポット。

ピーチ・アビエーションは現在16機のエアバスA320型機を保有、2017年度までに20機まで増加させる計画で、那覇空港を第2拠点とする。

現在、関空T2はLCC利用者が急増したため、第3ターミナル(T3)の建設を決定、2017年3月の開業を目指す。

関空T3の総事業費は130億円でT2と向かい合わせの位置に建設され年間利用者は400万人を想定している。

関空T2とT3の合計で年間800万人の利用者を計画している。

成田空港LCCターミナル

LCC向け第三ターミナルを2015年4月に開業。初年度550万人の利用を想定、その後は750万人利用の計画。総事業費は200億円。延床面積は6万6000平米。

ジェットスタージャパン、バニラエア、春秋航空日本などが就航している。

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