ネスカフェのコーヒーマシーンは、3種類あり、「ネスプレッソ」は最も高価なカプセルコータイプのコーヒーマシーンだ。
名称 | 方式 | 1杯当たり | マシーン価格 |
ネスプレッソ | カプセル | 80円~100円 | 約7,500円 |
ネスカフェドルチェグスト | カプセル | 60円~100円 | 約4,500円 |
ネスカフェバリスタ | レビュラーソリュブルコーヒー | 20円~30円 | 約5,000円~8,000円 |
- ネスプレッソの抽出量 エスプレッソで約40ml、ルンゴで110ml
- ドルチェグストの抽出量 スプレッソ50ml、リッチブレンド200ml、カプチーノ240ml
- ネスカフェバリスタの抽出量 100ml~300ml。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのプレミアフロア9Fの客室に無料のネスプレッソ(マシーンとカプセル)が置いてあったので飲んでみた。
味は、家庭用コーヒーマシーンとは思えないような本格的な味だった。エスプレッソはレストランよりもいい味じゃないかなと思うくらいだった。
しかし、カプセルが高い。
1カプセルでコーヒー1杯を作ることができるが、1カプセルの値段は80円~100円。
街のカフェなら1杯300円~500円だから安いという見方もある。しかし家庭用で考えるとレギュラーコーヒーは1杯に8g~10gの粉を使用し、コストは1杯当たり12円~15円程度ですむ。
家族4人でネスプレッソを毎日飲むなら1日4杯で320円~400円、1ヵ月9,600円~1万2000円かかる。
一方、レギュラーコーヒーなら1杯15円として1日4杯で60円、1ヵ月1,800円となる。
毎日ではなく、たまにネスプレッソを飲むのなら、コスト的には安くなる。しかし、そうなると毎日使わないのに、小型(幅約12cm × 奥行32cm × 高さ23cm)ながらキッチンスペースを占有するので不便だと思った。
しかし、普段、缶コーヒーをよく飲んでいるなら、それをネスプレッソに置き換えるとコストダウンになる。
ネスプレッソブティック 表参道店
表参道を散歩してると、ネスカフェの店「ネスプレッソブティック 表参道店」があったので、「興味ないけど、入ってみました」風で入店した。
「試飲どうぞ」と言ってくるのかと思ったが、言ってこない。客から積極的に「購入を検討しているので試飲したい」と言わないと試飲できないような感じだった。結局、店員と適当に会話して試飲せず、そのまま気まずい感じになって出てきた。
普通の店であれば、気軽に「試飲どうぞ」と言ってくれるのだが、どうもネスプレッソブティックは勝手が違うようだ。
で、どう言えばよかったか考えてみた。
客 「インターコンチネンタルホテルの部屋に置いてあって飲んだら美味しかったので、購入しようと思って来た。試飲できますか?」
これくらい言えばよかったのかもしれない。
ネットで買うのがいいかも
ネスプレッソブティックは東京と大阪にある。全国のデパートでもネスプレッソの店舗がある。
確かに旨いのだが、店頭でのやり取りが面倒なので、というか気分よく買い物できないのでネットで買う方がいいかもしれない。
1杯当たり80円~100円とカプセルのコストが高いが、ネスプレッソコーヒーメーカー自体は7,000円程度でネットで購入できる。
ネスプレッソはテレビCMをやって、それを見て、ネスプレッソブティックなどに来店した客に対して十分なフォローができていない。
また、高級ホテルにネスプレッソを置いて、興味をもった客がネスプレッソブティック表参道店まで行くのに、そこのスタッフの対応が悪く、販売につながっていない。
ネスプレッソ自体は美味しいので、買うなら店頭で微妙な思いをすることがないネットで購入した方がいいかもしれない。