エアアジアジャパン
2016年4月 中部空港就航できるか?
エアアジアジャパンの出資者
出資会社名 | 出資比率(議決権ベース) |
エアアジア(マレーシア) | 33% |
楽天 | 18% |
ノエビア | 18% |
アルペン | 18% |
その他 | 13% |
航空法(120条の2)により外資系の出資比率は1/3に制限されている。
2015年12月社長交代
小田切義憲社長(ANA出身)が辞任し、井出(前スカイマーク会長)が就任。
エアアジア本社、日本の出資者 楽天などと経営陣の間になんらかの見解の相違があったと予想される。
井出氏はスカイマーク再建について、ANAと距離を置く方針だったとされ、エアアジアジャパンでも第三極として位置づけする方針と思われる。
2016年1月現在 予約受付開始していない
当初は2015年11月にも予約開始予定であった。しかし、2016年1月現在、2016年4月分の予約受付を開始していない。就航予定3ヶ月前で予約開始していない。
就航予定路線
2016年4月就航予定路線 |
中部~札幌 |
中部~仙台 |
中部~台北(桃園) |
その後、中部~福岡、中部~中国、韓国、グアムなどに就航計画
使用機材と増補計画
2016年4月にエアバスA320(180座席)2機で運航開始予定。その後、最終的には20機まで増補する計画で、一日120便以上の運航を計画。
2015年10月にエアバスA320の初号機が中部空港に到着した。
2016年2月 2号機を受領予定
2016年4月 2機体制で3路線(各2往復)で運航開始予定
2016年末 6機
2017年末 11機
2018年末 16機
2019年末 20機
中部空港の就航する理由
成田、関空にはすでにLCCが就航しており、中部空港にはLCCが就航していない。また中部空港は24時間空港であるメリットがある。
例えば成田空港(午前6時~午後11時運用)では遅延時間も考慮して実質、午後10時に成田到着する便が最終となる。この場合1日4往復しか就航できない。
しかし、24時間運用なら最終便を午後11時に設定でき1日5往復はできる。深夜に国際線(台北など)に1往復でき、トータル1日6往復も可能だ。
まとめ&補足
2016年4月の就航予定にも拘らず予約の受付が始まっていない。突然の社長交代など、準備が遅れていると思われる。