おすすめ、飛行機の座席
旅行で飛行機に搭乗したのに、前席がフルリクライングしてくると、1時間~2時間の飛行時間が全く楽しくない。
ではどうすればいいのか?
非常口席を予約する
上の写真はJAL(日本航空)ボーイング777-300型機の国内線普通座席の非常口座席(32H、32J、32K)です。
これだけ足元が広いとJALのクラスJよりもいい。
非常口座席は、CAさんとお見合い席になるので、少し気まずい感じになる。
しかし、CAさんが座席に座るのは離陸・着陸の15分間だけで、窓側席、通路側席は真正面ではないので気まずさは、やや緩和されるかもしれない。
非常口席を予約できる時間
一般客は非常口座席を予約できない。しかし、搭乗日の直前に一般客に非常口座席が解放され、座席変更ができるようになる。
- ANA クレジットカード会員は搭乗日の2日前の正午(12:00)から非常口座席を予約できる。ANAクレジットカード会員でなく、旅割運賃の場合は搭乗前日の午前0:00から座席指定できる席が追加される。
- JAL 搭乗日前日の午前5:00から座席指定できる席が追加される。
バルクヘッド座席(最前列)を予約する
バルクヘッド(bulkhead)とは飛行機や船舶の隔壁の意味で、バルクヘッド座席と客室の仕切り、ギャレーなどの壁の直後の座席のことを言う。
非常口座席と同様に、前列がないので、前列のリクライニングで不快になることがない。
非常口座席とバルクヘッド座席の違い
- 非常口座席は満15歳以上でないと利用できない。
- 非常口座席利用者の年齢の上限は具体的には決まっていないが、緊急脱出の援助ができなければならない。ボーイング737の非常口座席の場合、重さ10kgの非常口ドアの取り外しができる人と書いている機材もある。
- バルクヘッド座席は幼児や高齢者でも利用できる。
JALスカイネクスト(普通座席)
スカイネクストの普通座席(写真右)をフルリクライニングした
JALのSKY NEXTの普通座席は、座席間隔(シートピッチ)は31インチ(約79cm)と旧シートと同じだが、シートバック(背もたれ)を薄くして最大5cm足元空間を拡大した。
新シート(スカイネクスト)のリクライニング幅は少なくなっている。目測で旧シートが10cmくらいだったのが5cm~7cm程度になっている。
前席がフルリクライニングした場合
- 旧シートの幅を10cmとすると、79cm-10cm-10cm=59cm
- 新シート 79cm-5cm-7cm=67cm
あくまでも個人的な目測だが、新シートの場合、前席がフルリクライングしても旧シートよりも約8cm程度余裕があると思われる。
普通座席についてはJALのスカイネクストがいいと思う。