2016年1月末からSNSで花粉症の症状を書き込む人が増加してきた。
テレビやネットでは2016年2月上旬から花粉の飛散予想しているので、1月の花粉症の原因は「ハンノキ花粉」と思われる。
ハンノキは全国的に分布し、1月から5月にかけ長期間にわたり花粉を飛散させる。
果物、ナッツ類で症状が悪化?
ハンノキ花粉は食物アレルギーを引き起こす可能性が高い。
具体的には「りんご」などの果物がよくないという報告がある。また「ヘーゼルナッツ」「ピーナッツ」「くるみ」「あんず」も症状を悪化させると言われる。
花粉症の対策
ハンノキ花粉は口腔アレルギーの原因となることから、特に口に入れないことが重要。外出時にはマスク、帰宅時も外から花粉を持ち込まないようにする。
梅肉エキス
梅がヒスタミンを抑制することで花粉症の症状が緩和されるという研究がある。
スギ花粉と時期が重なる
スギ花粉と時期が重なるので、よくスギ花粉と間違うが、ハンノキ花粉の方が飛散時期が早い。1月~5月まで飛散する。
ハンノキの生息地域
ハンノキは、丘陵地や高原の湿地、湖畔、河川周辺に自生している。特に北海道に多い。