BCG接種をしている国では、新型コロナウイルスの死亡者は少ないという仮説がある。これが本当であれば、日本本土は1951年からBCG接種をしており、死亡者が欧米の100分になっていることの理由となる。
しかし、沖縄県では1965年から一部でBCG接種が始まったので、沖縄県の70歳以上の高齢者はBCG接種を受けていないと思われる。
新型コロナウイルスによる死者数
ジョンズ・ホプキンス大(2020年5月1日現在)など
国名 | 人口 | 死者数 | 100万人当たり死者数 | BCG接種 |
アメリカ | 3億3700万人 | 67,717人 | 200人 | × |
イタリア | 6,055万人 | 27,967人 | 462人 | × |
イギリス | 6,750万人 | 26,771人 | 396人 | × |
スペイン | 4,670万人 | 24,543人 | 525人 | × |
フランス | 6,700万人 | 24,087人 | 359人 | × |
日本 | 1億2600万人 | 517人 | 4.1人 | 〇 |
中国本土 | 14億3000万人 | 4,633人 | 3.2人 | 〇 |
香港 | 740万人 | 4人 | 0.5人 | 〇 |
台湾 | 1,400万人 | 6人 | 0.4人 | 〇 |
韓国 | 5,100万人 | 250人 | 4.9人 | 〇 |
シンガポール | 580万人 | 15人 | 2.6人 | 〇 |
ベトナム | 9,640万人 | 0人 | 0人 | 〇 |
欧米各国の100万人当たりの死亡者数は200人~500人だが、アジア諸国は0人~5人で約100倍も違う。
BCG接種有効説が正しければ、BCG接種を受けていない高齢者が多い沖縄で感染爆発の可能性もあると思う。